仕事覚えが遅くて落ち込んでいるあなたへ

成長速度は人それぞれなのです。
もしもあなたが好きな仕事をしているけど、
なかなか成果が出ないと悩んでいるなら焦らないことです。

仕事ができる人を基準にする企業もあれば、
人の成長速度の違いを考慮する企業もあるかもしれません。

わたしも仕事を覚えるのが遅い人です(汗)
そこで、どうやって人並みに仕事を覚えていたか?
を振り返り可視化してみたので少しでもヒントになると嬉しいです。

1、完了を決める
区切りをつけるフェーズを決めておく。

日々の仕事に追われていると、
次から次へと仕事が入ってきて、
どこまで手をつけたかどこまでが完了なのか?
わけがわからなくなってしまうことってあると思うのです。

ここでコンプリート!と
業務の完成形を決めておくと、
気持ちにもメリハリがつきますし、
到達点が明確になるとペースも調整しやすくなります。

最近の例としては、
カルテ記載と感想返信後、
再待機のための待機ボタンをクリック、
心で感謝の気持ちを感じ一旦業務終了としています。

わたしにとっては、
感謝の気持ちを感じるって大切なルーチンです。

「感謝の気持ちを感じる」に意識を向けると、
うまくできたかできないでしばらくモヤモヤしても、
気分が完全リセットされて即次へ気持ちを切り替えられるのです。

頭もスッキリするんですよね。

2、業務の一連の流れを細かく分けてみる
応用が多く一連の流れなどないケースもあるでしょう。

そのようなケースでも、
大きな括りと細かい括りでみると、
大きな括りでは細分化できると思うのです。

森をみるか、木をみるかですね。

大きな括りで1でお伝えした完成形までの一連の流れを、さらに細かく分けてみます。

1日単位仕事、週単位の仕事、月単位の仕事、四半期単位、半年単位など。

3、その日1日の目的を決めて仕事に取り組む
例えば今日はオープニングは間違えないように意識するぞ。
メールは、送信する前に2回確認するぞ。
今日は1日笑顔で仕事をするぞ。

ただ流れに任せて仕事に取り組むより、
意識して目的をもって業務に取り組んでみましょう。

4、まずは正確性
新たなに取り組む業務には、
最初はスピードは遅くてもいいので正確性重視で。
間違えたら、どのようにすれば次は正確にできるか?
2重チェクや指差し確認、声出し確認。

ゲシュタルト現象による目の錯覚や思い込み、
思考の疲れなどによる聞き間違いなどの勘違いを防止。

一感覚だけで判断せず、
五感を使うことで正確性はあがるものです。

5、スピード
目的について意識しながら、
正確性を重視して取り組み続けると、
業務に余裕がでていることに気づくでしょう。

余裕ができたからと、
踏ん反り返って余裕でいるのではなく、、、

次は業務のスピードを上げて生産性を高めます。

正確性重視かスピード重視かは、
取り組んでいる業務によって異なるケースもあります。

私の経験にこだわることなく、
あなたが置かれている優先度や状況によって臨機応変に対応してください。

6、フィードバックを受ける
例えば仕事が遅かったり、
仕事でミスをして同僚に迷惑をかけたり、
上司から怒られることがあるかもしれません。

理不尽なパワハラなどは別として、
ネガティブになって自分を責めるのではなく
基本上司や周囲からの注意はフィードバックと考えます。

ここでのポイントは、
フィードバックはあくまでもあなたの行動への評価。
あなたの人格を否定するものではない。

ここが大事です。
とても大事なことですから、もう一度書きます。

フィードバックはあなたの行動に対しての評価。
あなたの人格を否定するものではない。

もしも、人格否定のように聞こえても、
あなたのことを傷つけることはあなた自身にしかできない。

そう、信じてください。

数年前に転職の相談を受けたご相談者さんから、
このアドバイスを伝え、新しい職場で実践し続けた結果報告をいただいたんですね。

以前より仕事でのミスも減り、
同僚との人間関係がよくなり仕事も楽しく続いています。
とのことです。

ご連絡いただいた彼女は、
好きな仕事へ転職できたからという理由も大きいと思います。

人は人、あなたはあなた。
成長速度は人によって違いますから、
上司はすぐに結果を求めると思いますが、
それは、そうせざるえない立場で仕事だからです。
あなたは自分自身に対して焦らず、すぐに結果を求めすぎないことです。

先日もお伝えしましたが、
ある分野の専門家になるには約何時間必要でしたか?

そうです。1万時間でしたね(^^)

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