どうして人は悩むのか?

こんにちは。

もしもあなたが、
何か悩みを抱えているとしたら、
それはどのような悩みでしょうか?

もしかして、
少し時間が経てば、
解決できる悩みでしょうか?

それとも誰かに相談すれば、
解決するかもしれない悩みでしょうか?

どんなに頑張っても、
解決できそうにない悩みでしょうか?

ここで、悩みとは?
という悩みの定義について
少し考えてみたいと思います。

三省堂 大辞林によれば、悩みとは?
悩むこと。思い苦しむこと。思いわずらうこと。煩悶(はんもん)。
病気。わずらい。

なんだそうです。

松田による悩みの定義とは、
「◯◯でありたい」
という理想の状態とのギャップを埋める時に感じる葛藤。

このように解釈しています。

そして、
このギャップが埋まった時、
私たちは、ある感覚を感じます。

それを人によっては、
ありのままの状態だとか、
満足とか嬉しいとか感動とか、
安心したとか感極まったなどというでしょう。

一言で言い表すと、
もしかしたらその感覚は
幸福感とも言い換えることができるかもしれません。

私たちは意識しようとしていまいと、
ずべての人が幸せになりたいと願っています。

よほどの変わり者でもない限り、
進んで不幸になりたいと思う人はいないでしょう。

ところが、
どのような時に幸せと感じるかは、
それこそ人やタイミングによって様々だと思います。

三食食べることができれば、
屋根のある場所で寝ることができれば幸せな人もいます。

戦争のない平和な場所で生活できるのが幸せな人もいます。

多くの人から感謝されるのが幸せな人もいます。

目標を達成できた瞬間が幸せな人もいるでしょう。

たくさんの仲間に囲まれるのが幸せな方もいるでしょう。

多くの収入を得ることに幸せを感じる方もいるでしょう。

ところがです、
もしもあなたが、
上記の状態でも、あと半年の命ですと
お医者さんから突然宣告されたとしたらいかがですか?

先ほどまでの幸福感は、
一瞬にして悲しみや不幸のどん底だと思ってしまうのではないでしょうか?

つまり、
幸福感とは、
他人や時間軸による状態と比較して
相対的に感じた思考や感覚から生まれているのです。

そう考えると、
悩みというのは、
他人との関わりが存在する限り、
過去・現在・未来といった時間軸の中で
生きていく限り、なくならないということになります。

悩みなんてないさケセラセラ。

などと強がる人もいますが、
そう言葉にしているということは、
悩みを意識しているということですから、
真実は悩みがないのではなく、悩みがない
そういうことにしておきたいという葛藤の表れなのです。

それならば、
悩みをなくすことはできないけど、
悩みを解消する方法や悩みを和らげる方法はありますか?

そのように質問されたら、
私は迷わず、はいありますよ。

と答えます。

幸不幸が相対的なものなのだとしたら、
その幸不幸を絶対的な状態へ近づければいいのです。

その点については、
また次回の記事でお伝えしますね。

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