「春風の中で、ゆっくりと根を張る」新社会人のあなたへ

こんにちは。
SunRiseコミュニケーション代表の松田です。

桜の花がほころび始め、春の訪れを感じたかと思えば、季節が一歩戻ってしまったかのような冷え込む一日となりました。そんな季節外れの寒さの中で、今日は多くの若者たちが、期待と不安を胸に新たな一歩を踏み出したことでしょう。

春は新しい環境に飛び込んだ若者たちと話す機会が、とても多くなります。

もし、この記事を読んでくださっているあなたが、この春、社会人として第一歩を踏み出された方なら、心から「おめでとうございます」とお祝い申し上げます。同時に、その胸の内にある「うまくやれるかな」「ここでやっていけるのだろうか」という、言葉にしづらい不安がある方がいるのも、私にはよくわかります。

🌱誰もが最初は「ちょっとした違和感」を抱えている

入社してすぐの頃というのは、ちょうど新芽が出始める時期に似ています。
外からは希望に満ちて見えるけれど、土の中では、根がまだ不安定なまま、必死に栄養を吸い上げようとしています。

「私だけがわからないのでは…」
「こんな質問しても大丈夫かな…」
「みんなすごく見える…自分は置いていかれてる気がする」

こうした感情は、とても自然なことです。
新入社員研修が終わった頃に、静かに訪れるこの“ちょっとした違和感”。
これは、あなたの感受性とまじめさの証でもあるのです。

🌼「正解」よりも「成長の種」を拾おう

新しい職場に入ると、どうしても「正解」を求めたくなります。
指示を完璧にこなしたい、ミスをしたくない、評価されたい。

でもね、社会人生活のスタートは「小さな失敗」と「気づきの繰り返し」で成り立っています。
間違えることは、怖くありません。
むしろ、「どうすれば次はうまくいくか」を考えることこそ、社会人としての成長の始まりです。

木漏れ日のような先輩の言葉に耳を傾け、時には雑談から学び、書き留め、振り返る。
そうすることで、あなたの中にたくさんの「成長の種」が蒔かれていきます。

🌸「がんばり過ぎなくても、ちゃんと見てくれている人はいる」

ある若い方が、「毎日がんばってるつもりなのに、誰も気づいてくれない気がします」と話してくれました。
私は静かに頷きながらこう返しました。

「がんばりは、声に出さなくてもきっと誰かの目に映っています。特に“がんばってることに気づける人”が、ちゃんと見てくれているんですよ」

会社というのは、思っている以上に“人間”の世界です。

ロボットのように淡々と数字や成果だけを見るわけではありません。
あなたの表情、姿勢、丁寧な一言・・・そういった“小さな気遣い”が、意外なほど周囲に好印象を与えているものです。

🍀焦らず、腐らず、自分のペースで

4月、5月は周りと比べてしまいやすい時期でもあります。
でも、比べるべきは“誰か”ではなく、“昨日の自分”です。

電車の中で落ち着いて座れるようになった、少しずつ話せる先輩が増えた、業務日報を書くのが早くなった…
そんな小さな変化も、あなたが社会人として前に進んでいる証です。

根を張るのには時間がかかります。
見た目には変化がなくても、水を吸い、土と馴染み、やがて強くしなやかな幹となっていく。
焦らず、腐らず、まずは「自分の土台」を整えていきましょう。

🌷言葉にする勇気が、道を開く

もしあなたが、「これから先、誰かに話を聞いてほしいな」と思う瞬間があれば、どうかそれを我慢しないでください。

不安を吐き出すことは、弱さではなく、立ち止まって自分を見つめる強さです。
誰かに話すことで、心と言葉が整理され、気持ちが晴れ、また新しい一歩を踏み出せるものです。

私も、たくさんの若い方の話をお聞きしてきました。
そして、皆さんのその小さな声の中に、大きな可能性を見てきました。

あなたがこの先、どんな花を咲かせるのか、今はまだわかりません。
でも、確かに言えるのは、「今ここにいるあなた自身を大切にすること」から、その花は育っていくということです。

🌸今日、そして明日からもあなたの一日がやさしい光に包まれますように

そして、もし誰かに話してみたいと思ったときは、そっと扉を叩いてくださいね。
私もいつでも、あなたの声に耳を傾ける準備をしてお待ちしています。

松田 たけお

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