偶然の出来事をチャンスに変えよう

運の良い人を見て、
羨ましいなぁって思うことありますか?

私って、なんでこうツイてないんだろう。
そう思ったとき、偶然の出来事をチャンスに変える。

そんなセオリーがあるとしたら、知りたいと思いませんか?

スタンフォード大学のクランボルツ教授(他ミッチェル・レヴィン)らのキャリア理論によれば、個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定されているという。

その予想しない偶発的な出来事は、1、好奇心 2、持続性 3、柔軟性 4、楽観性 5、冒険心によってチャンスに変えることができるというのです。

5つの心構えを、私の考えや経験にあてはめてみました。
あくまでも私の個人的な意見です。

①好奇心:いつもアンテナを高く張り、気になることがあれば、その場でスマホのリマインダーへ記録し、電車の移動中に調べるような習慣がある人です。気になることがあれば、さらに行動に移す。

②持続性:「人は1年でできる人を過大評価し、10年でできる人を過小評価しがち」byアンソニーロビンスだという。初成果は、それほど難しいものではない。難しいのはその成果に再現性をもたせることだし、もっと価値のあることは毎年成果を出し続けることなのです。

③柔軟性:社長がワンマンな中小企業では、「言ってることがコロコロ変わってついていけないよ!」と嘆く人やそれを理由に辞めていく人がいる。そんな話を聞くと勿体無いと思うのです。しかし、少数ですが思考の幅が広がったと気づく人がいます。そういう人がいずれ大成するのです。

④楽観性:人生は長い目でみれば、人間万事塞翁が馬。なんとなかなるし、最悪な状況は永遠には続かないものです。失敗するとひどく落ち込んでしまう人がいます。失敗は成功の母、怒られているのはあなたの全体ではなく一部分の行動に対して。

本当の失敗とは、やればできるかもしれないと自覚しているのに行動しない、やってはいけないとわかっているのに実行して信用を失い、後悔することです。

⑤冒険心:冒険にはリスクが伴います。しかし、よくよく考えてみると、私たちの人生は生きているだけで毎日リスクにさらされているのです。明日も生きている保証なんてどこにもないのです。

ですから、ただ難しいことにチャレンジするだけでなく冒険心にはリスクヘッジも含まれることに気づくことが大切です。

例えば、交通量の多い道路で赤信号を渡りませんよね。

さらに、ハイリターンを期待するならハイリスクがつきものです。ローリスクには基本ローリターンしか得られません。ハイリスクでハイリターンを得る裏では、リスクヘッジや将来への自己投資が行われているものです。

ローリスクでハイリターンを得ようとすると、
その欲を利用されて人に利用されたり騙されやすくなります。
結果信用までも失い、結果ハイリスク、ローリターンとなるので要注意です。

いかがでしたか?

今回紹介した計画された偶発性理論をまとめると、人生において日々の出来事をチャンスにかえるには、自律的な積極性や思考の柔軟性が大切だということです。

お悩み相談室へ相談の電話をする。
これも自律的な積極性だと思うのです。
ただ、相談が終わった後、気づいたことを実行するかしないか?
ここが出来事を転機としてチャンスに変えることができるかどうかの分かれ道なのかもしれません。

松田 たけお

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