スキルアップとチャレンジの関係

年金問題で国会もメディアも賑やかですね。

そもそも年金制度は
出生と人口が年々増えるピラミッド型、
そのようなイメージで成り立つ制度なんです。

物価上昇率や年金資金の運用実績にも左右されます。

少子高齢化・人口減少が確定しているわけで、
豊かな老後をイメージするなら年金外収益は必須でしょう。

とはいえ、
いまだかつてない自由な社会で、
不安に支配された日々を過ごしていてはもったいないです。

ですからまずは、
ここから未来へ向けて、
周囲の環境に振り回されないために、
あなたの「あり方」や「価値観」を明確にしましょう。

そして
好きな仕事を通じてだったり、
日々の暮らしの中で小さな幸せを感じ
感謝の気持ちを他人や社会へ循環していきましょう。

さらに行動・決断の繰り返し。
変化を恐れず未体験へのチャレンジ、
そしてそのチャレンジに必要なスキルをアップする。

上記のサイクルが習慣となり、
「あり方」や「価値観」が共鳴すると、
あなたの良い未来のイメージが現実化してくるはずです。

ところで、ここからは転職や適職相談をいただくときの私の考え方の話です。

以下は仕事やスポーツにおける心の状態を図にしたものです。

この図でお伝えしたいのは、
転職や適職のご相談をくださる方の領域なのです。

仕事の傾向を分析した結果が、
赤線で区切ったA領域の方は慎重な判断が求められます。

A領域の縦軸におり
スキルUPをしないまま、
高いチャレンジを続けている人の傾向は、
うつ状態や燃え尽き症候群で休みがちになります。

ストレス耐性が高い方でしたら、
チャレンジを高めつつスキルアップをお勧めしますが、
ベストはチャレンジとスキルを交互に高めていくことです。

状況により心療内科の受診や
休職しエネルギー充電が必要な場合もあります。

ここでのポイントは、
スキルといっても様々ですから、
業務に関するどのスキルUPが必要なのか?を明確にする必要があります。

本人の主観と客観的な視点のギャップも明確にします。

A領域における横軸の方は
将来リストラの対象にされたり、
転職しても転職先でも満足できないケースが多いです。

ストレス耐性が低い方でしたら、
スキル向上をしつつチャレンジレベルをUPしていきましょう。

ところでスキルといっても、
業界や職務によって様々ですよね。

どの業界でも共通するのは、
1、コミュニケーションスキル
2、タイムマネジメントスキル
3、専門分野における詳細スキル
この3つのスキルに大きく分けられると思います。

専門分野以外は、
さらに細分化できるのですが、
その説明はまた別の機会といたします。

何かの専門家になるには、概算で1万時間はかかると言われています。

1万時間というのは、
1日9時間働いたとして約3年ですね。

石の上にも3年といいますが、
積極的に学ぶ姿勢とフィードバックは欠かせません。

ですから、
新しい担当を任された、
新しいプロジェクトを任された。

しかし、上手くいかずみんなに迷惑をかけてしまった。

と落ち込んで自分を責めたり、
やっぱりこの仕事は自分には向いていないんだ。

そんな風に即決めつけないでくださいね。

何か新しい専門分野に取り組むときは、
そこから1万時間の経験を積み重ねるまでは、
失敗も経験するでしょうし周囲に迷惑をかけるでしょう。

そういった経験の先にいるのが、
あなたの理想や憧れの人だったりするのです。

上記の図の詳細な説明は、
また日をあらためてお伝えしたいと思います。

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