長期休養明けのなんとなく憂鬱は、もしかして5月病?

長期休養ゆっくりできると思いきや、
あっという間の10連休だったという方が多いですね。

過去最高の長期休暇 GW で
話題になっていたのが五月病についてです。

新卒で入社されたみなさんも、
そろそろ研修と実践の緊張がほぐれるころです。

「今の日常が続くことを望んでいたのかしら?」
と自問自答を続けながら内にこもってしまったり、
「このままの人生だと将来どうなってしまうんだろう?」
と起きるか起きないかわからない将来にとても不安を感じてしまう。

内と外の両極端に思考のフォーカスが偏り過ぎ、
目の前の現実との葛藤や逃げたい気持ちが強いタイミングで、
長期休養という日常から非日常への急激な変化がトリガーとなり感情が一旦OFFになってしまう。

エネルギーが0となってしまった状態から、
休養明け、いきなり仕事モード100へ切り替えようとしても変わらない。

スポーツも準備運動なしで身体を急激に動かせば怪我の元です。

思考も心も身体とかわりません。
休養明け即スタートダッシュを望むなら、
休養明け数日前から生活習慣から徐々に日常へ戻す必要があります。

もしくは仕事をスタートして、
1週間〜3週間は仕事モードへの移行期間と
思考の助走期間と考えるくらいでちょうど良いでしょう。

今朝7日のフジテレビ とくダネ!で、
紹介のあった5つのタイプ別による5月病対策ですが、
時間の都合上、伝えた全てが放送されることはないので、、、
このブログでもう少し付け加えて解説します。
わたしたちは、年齢・性別に関係なく大きく5つの傾向に分かれます。

どれかひとつの傾向が極端に目立つ場合もあれば、
2つの傾向の融合であったり全体的なバランスが取れている人もいます。

以下で説明しているのは、
特定の傾向が特に顕著なタイプです。

世の中複合タイプの方も多いですから、
30問前後の質問にお答えいただくと詳細なタイプを確認できます。

あなたが上司でしたら、
部下が以下のどのタイプかがわかると、
五月病と思われる状態の部下の支えとして対応しやすくなります。

あなた自身が五月病かな?と思ったら、
どの傾向のどの要因が五月病と関係しているのか?
その点がわかるだけでも、他人に相談したり対策を練りやすいでしょう。

◆「サポートタイプ」
特徴:共感性が高い・世話好き・人が好き
メンタル不全要因:仲間はずれ・高い目標と実力のギャップ
メンタルケア:おかげさまの気持ちで接する・決断に要ゆとり・気にかける(冷たくしない)

◆「ムードメーカータイプ」
特徴:行動力がある、アイデア・企画力あり、自己中心的
メンタル不全要因:細かい事務作業・ケアレスミス
メンタルケア:新しい環境・関係ない話にも付き合う・良い点を褒める

◆「リーダータイプ」
特徴:責任感が強く、志が高い、効率優先の結果主義
メンタル不全要因:ライバルに負ける・権限を持てない
メンタルケア:相談する姿勢(命令口調NG)・自己重要感を満たす

◆「学者タイプ」
特徴:こだわりがあり、完璧主義・できるだけリスクを犯さない
メンタル不全要因:曖昧な指示・急かされる・チャレンジ
メンタルケア:リスク回避・スモールゴール・期限にゆとりをもつ

◆「優等生タイプ」
特徴:依存心が強い・素直・言い訳が多い・指示待ち
メンタル不全要因:自己主張苦手(内にこもる)・頼る人がいない・断れない
メンタルケア:素直な性格を褒める・業務負担を減らして単純作業へ

5つのタイプのどれかが顕著に出ても、
将来ずっとそのタイプが続く人もいれば、
学びと気づきや様々な体験から変化する人もいます。

ですから、一回の傾向で
自分は「こういう人間なんだ」と決めつけないようにしましょう。

人は自分がどういう人間か?と、
決めたような人間になるのですから。

現時点で自分がどのタイプなのか?
興味のある方は、ぜひエキサイトお悩み相談室へお電話くださいね。

松田 たけお

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