地元で食事をしていた隣席の学生さんの会話。
学生A「さっきさあ、教習所から出てきたら、そこに保険の営業マンがいて、『あと5件契約しないと帰れないんです!』って声かけて来てさあ。」
学生B「で、それで?契約しちゃったの?」
学生A「するわけないじゃん、かわいそう。って思ったけど。」
学生B「だよね、今時そんな営業で契約する人いるの?」
学生A「いるから、そこにいたんじゃないの?」
学生B「そんなんで契約しちゃうんだ。。。」
テレビで謝罪会見をしていた保険会社だと申しておりました(^^;
謝罪会見は私も観ていましたけど、
他人事のようにしか伝わらなかったのは私だけかな。
20代の頃の私の話なんですが、
法人のお客様を担当する営業だった時代、
お客様へイベントのお誘いをFAXで送信したのです(当時はまだEmailがなかった)。
そうしたら支店長から、
「こういうイベントのお誘いはFAXでなんかで案内するのは失礼だ、足を使え足を!」
と怒られたのを思い出しました(笑)
「もうそんな時代じゃないよ。」と思いつつ、
私も上司には逆らえず渋々夜遅くまで営業していたものです。
なんのために働いているんだろう。
なんのためにこんな夜遅くまで仕事してるんだろう。
そんなふうに自問自答する日々が続いたものです。
そんな、ある夏の日の朝、
会社に出勤して電話をとった所長が、
「〇〇が昨夜事故で亡くなったっていうんだよ。」
時間が一瞬止まったような、
そんな、えっ嘘。急に言われても信じられず、、、
所内の女性(22歳)が会社帰りに、
交通事故で亡くなるという出来事があったんです。
大人しくて、とてもいい子で、
なんでこんなことが起きるんだろう。
葬儀の日は、
汗なのか涙かもわからないくらいの夏日。
棺の中で眠る彼女の顔はとても穏やかで、
「あ〜、人ってこんなあっけなく死んじゃうんだ。」
「なんで、あの時、、、もっと色々話しておけばよかったなぁ。。。」
当時は、いろいろ後悔したこともあった気がします。もう25年近く昔の話ですけど。
その出来事以来だと思います。
徐々に自分の好きなように好きなことで、
言いたいことを言い、生きていけるようになっていた気がします。
家族にも、いろんな人にもたくさん迷惑もかけながら。
今は好きな仕事しかしていないので、
その頃とは仕事へのモチベーションが断然違います。
さすがに年齢的に徹夜は無理ですが、
つい時間を忘れてカウンセリングに集中しても疲れはなし。
ここで書いても仕方ないですが、
伝えたかったのは上司が、とか会社が、ではなく、
自分の好きなことを選択できる自由が私たちにはあるんだよ。ってことかな?
そんなことできないよ。っていうのは、
できないって選択をしてしまっているからなんだな。
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