ゴルフ観戦は、
メンタル面の勉強になりまして、
技術面よりも仕事柄心理面を観察するのが楽しかったです(^^)
特にフロー状態へ入る要因の観察です。
フロー状態というのは、
極限の集中力を発揮している状態のことで、
アメリカの心理学者チクセントミハイ博士が提唱した理論です。
例えば、
ミスをした後でもニコニコしている選手もいれば、
ナイスショットの後でも表情をあまり変えない選手。
トラブルショットの後の
リカバリーでイライラが伝わる選手。
他の選手のスロープレーが気になり、
同伴のキャディーに愚痴をこぼす選手。
他の選手がアドレスに入った時、
ギャラリーの話声に対して制止を促していた選手。
それぞれの行動やその時々の思考は、
フロー状態への心理と影響しているのです。
集中力に対する3大阻害要因は、
「環境」、「出来事」、「他人」であり、
逆に心の状態をフロー状態に導く4大ツールは、
「表情」、「態度」、「言葉」、「思考」にあるといいます。
コースの得意不得意もあるかもしれませんし、
ゴルフは自然といかに仲良くできるかも影響します。
トップクラスの選手であれば技術に大きな差はないと思うのです。
最終的に勝負を分けているのはメンタル面だと思いました。
先日の観戦で「やはり」と思えたのは、
トッププレイヤーはミスをしてもがっかりしないこと。
切り替えが「早い」です。
それはそうですよね。1打1打の積み重ね、
その場状況での思考や心のあり方の総合結果な訳ですから。
ミスの後でも、
爽やかな表情で次のショットや
次のホールへ向かっていたのが印象的でした。
私たちの日常やビジネスでも参考にできると思うのです。
思考は過去でとまっていても、
時間はどんどん未来へ流れています。
過ぎてしまった過去にとらわれず、
今を意識することが集中力を引き出すきっかけです。
さあ、本日もいろいろあるかもしれませんが、
あまりいろいろ考え過ぎず、目の前のことに笑顔で集中集中(^^)
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